南ローヌChateauneuf du Pape(シャトーヌフ・デュ・パプ)のワインとその特徴

シャトーヌフデュパプ

Chateauneuf du Papeは、南フランス、ローヌ地方の主要都市アヴィニョンの北部に位置し、ローヌ川左岸に広がる産地。

シャトーヌフ・デュ・パプは「教皇の新しい城」を意味し、アヴィニョンにローマ教皇庁があった14世紀頃に教皇の避暑地としてこの城を建てたことに由来する。歴代の教皇がブドウ栽培を奨励し、これが現在に続き南ローヌ地方でトップクラスの赤ワインを生み出している。

シャトーヌフデュパプで使用できるブドウは13品種
【黒ブドウ】Grenacheグルナッシュ、Syrah シラー、Mourvedre ムールヴェドル、Cinsault サンソー、Muscardin ミュスカルダン、Counoise クーノワーズ、Vaccarese ヴァカレーズ、Terret Noir テレ・ノワール【白ブドウ】Grenache Blanc グルナッシュ・ブラン、Clairette クレレット、Bourboulencブールブラン、Roussanne ルーサンヌ、Picpoul ピクプール、Picardin ピカルダン（グルナッシュとグルナッシュブランを１として１３種類）

シャトーヌフデュパプレ・サフルルージュ2020 / ル・クロ・デュ・カイユ (Chateauneuf du Pape Les Safres Rouge le Clos du Caillou)
赤いベリー、イチジクのリキュール、焼いたプラムの香り。エレガントで繊細、凝縮感がありタンニンは柔らか。バランスが良く熟成のポテンシャルが高い

8,034円(税込8,837円)
シャトーヌフ・デュ・パプレ・サフルブラン 2021 / ルクロデュカイユ (Chateauneuf du Pape les Safres blanc le Clos du Caillou)
トロピカルフルーツを思わせる白い花のアロマ、ローストした梨とフレッシュなバニラのニュアンス、バランスよくフレッシュさ、骨格のある白ワイン。若いうちに飲んでみずみずしさとミネラル感を楽しんだり熟成させフルボディのワインとして

9,643円(税込10,607円)
シャトーヌフデュパプ・ルージュピュイ・ドゥ・サーフル2017 / グラヴェレット (CdP Rouge Puy de Safre Domaine de La Graveirette)
エレガントで丸みを帯びておりスパイシーでフルーティー

10,114円(税込11,125円)
シャトーヌフデュパプルージュフォンドゥクロ2017 / グラヴェレット (Chateauneuf du Pape Font de Crau Rouge Graveirette)
まろやかでスパイスと熟した果実の風味があり酸味と余韻が長く感じられる

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シャトーヌフ・デュ・パプレゼルヴルージュ 2014 / ルクロデュカイユ (Chateauneuf du Pape Reserve rouge le Clos du Caillou)
非常に美しい明るい色。洋ナシ、シナモンの香り、非常に繊細でシルキーなタンニン。リコリスのリキュールのアロマを伴うベリーの果実など芳香性豊かなワイン

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シャトーヌフデュパプレ・トワ・ソース 2013 / ヴィエイユジュリアン (Chateauneuf du Pape les Trois Sources Vieille Julienne)
色の濃い果実、ハーブ、スミレと、ピノ・ノワールのような林床の香りは、上品でなめらかなミディアムボディの味わいを引き出している。パーカーポイント【91点】

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シャトーヌフデュパプレ・オウ・リュ 2012 / ヴィエイユジュリアン (Chateauneuf du Pape les Hauts-lieux rougeVieille Julienne)
ミネラル、ダークフルーツの香りがグラスから華やぐ。強くて凝縮された酸味とタンニンが、ミディアムからフルボディの味わいを作り上げる。wine spectator:95点

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シャトーヌフデュパプレ・オウ・リュ 2015 / ヴィエイユジュリアン (Chateauneuf du Pape les Hauts-lieux rougeVieille Julienne)
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シャトーヌフデュパプレ・オウ・リュ 2016 / ヴィエイユジュリアン (Chateauneuf du Pape les Hauts-lieux rougeVieille Julienne)
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Chateauneuf du Pape - 南ローヌの詳細データ

シャトーヌフ・デュ・パプのワインボトルは特徴的で、教皇のかぶる三重王冠の下に2つの鍵が交差する紋章がラベルの上部に入っていることが多い。
また原産地呼称制度（AOC）の基盤が形成されたエリアでもあり、19世紀後半の害虫フィロキセラの被害を受け、ワインの品質悪化、偽造ワインの流通が増す中、当地のルロワ男爵が、産地の名声を守るべく、1923年ワイン生産者と組合を結成、生産地やブドウ品種の制限、栽培の決まりの制定を提唱したことが始まりである。この活動はやがて各地に広がり、1935年にフランス全土に及ぶ公的な制度へと発展した。